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コラム(第20回) 効果検証における目標設定(活用編)

前回のコラム『効果検証における目標設定』では、魚釣りを例に挙げ、目標を設定する上で大切な下記2点をお伝えした。

 ・真の目標設定と筋道を考えることの大切さ
 ・訪問者の行動を考慮することの大切さ

今回は、Web サイト改善における目標設定・アクセス解析の活用法に関して、実際にどう行っていくかといったことを一歩踏み込んでお伝えする。

Web サイトにおける目標設定とアクセス解析の活用

Web サイト改善のための目標設定は、ただ目的となるページを決めるだけでなく、その過程(道筋)となる「訪問者の行動」を想定することが大切である。

例えば、Web サイトの商品が高額であったりする場合、一回目の訪問で購入を行うことはほとんどないかもしれない。

その場合、ユーザーの行動を考えよう。そうすると、以下のような流れが想定できる。

 1)サイトを見つけて、どのような情報が得られるサイトかを確認する(認知)
 2)興味を持って、「お気に入り」に登録したり、メルマガ配信に登録(関心)
 3)メルマガを見たりしながら、このサイトで購入しようかどうか考える(比較)
 4)「このサイトなら」と考えて購入!
 5)購入した結果満足したら、ユーザー間で広まり購入が増加(共有)

これは、一般的に「AISAS」と呼ばれる Web サイトにおける商品購入プロセスであるが、このように行動を分けると、課題や何が必要なのかが見えてくる。

まずは、1)である。この部分はアクセス解析の「流入元」や「入口ページ」で確認できる。この部分が問題の場合、絶対数である母数を増やすこと、プロモーションの強化が必要である。SEO や SEM などの効果を確認し、強化していくと良い。

次に、2)の訪問者を繋ぎとめる方法、つまり、お客様候補になってもらうための施策を考える。この場合は、関心を起こさせるためのコンテンツの強化、つまり、アクセス解析で Web サイト内の「動線」「経路」を見ていくとよい。

問題としては、「コンテンツのあるページに辿り着いていない」「辿り着いたけれどその後の行動に繋がらない」といったケースが考えられる。

その場合、コンテンツのあるページへのリンクを目立たせる、「サンプル提供」といったユーザーの関心を集めるサービスを行うといった様々な施策が考えられる。

このように、最終的な目的を達成するためには、道筋となるユーザー行動を想定した上で目標を設定した上で「サイトを運営→問題を発見→改善」といった流れを作ることが大切である。

目標設定は、Web サイトによって様々である。まずは、自身で運営される Web サイト訪問者の目的達成までの行動パターンを想定して目標設定を行ってみてはいかがだろうか。

アクセス解析から得られるデータが、いつもよりも有効なデータと感じることが出来るだろう。

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