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コラム(第22回) SEO に役立つキーワード(検証編 -ケース事例-)
前回のコラム『SEO に役立つキーワード(検証編)』では、SEO をより効果的に活用するための視点として「離脱」という視点をお伝えした。訪問者がサイトから離れていったという「離脱」の行動理由を推測することで、SEO をただの集客で終わらせるのではなく、次の施策へとつなげることができる。
今回は、「目的達成」「離脱数」の視点から見た効果検証のケース事例をいくつかご紹介する。
SEO 効果検証のケース事例
キーワード選定後の効果検証について、いくつか例をご紹介する。
<例1>トップページのアクセス数は増えたが、そのまま離脱する訪問者も増えた
〔原因と改善〕
ナビゲーションの使い勝手が悪い、検索したキーワードがトップページで見つからないなどが原因の可能性あり。トップページで見せる情報を絞り込み、ナビゲーションの向上を図るなどの改善が必要。
<例2>トップページのアクセス数は増えたが、目的ページで離脱する訪問者も増えた
〔原因と改善〕
Web サイトの構造だけでなく、商品やサービス自体が訪問者のニーズに合っていない可能性がある。訪問者のニーズを確認し、運営しているサイトにニーズが合致しているか確認。合致していれば、目的ページ到達までの効率のいい動線を見つけ、訪問者を逃さないページ作りを心掛ける。
<例3>トップページのアクセス数は増えたが、各ページから離脱する訪問者が増えた
〔原因と改善〕
情報を確認することだけを目的とし、離脱する訪問者が多いのではないか?過剰な情報を提供するとかえって逆効果になるため、情報の見直しを行う。また、目的ページまでの動線が切れていないかを再確認する。
<例4>トップページのアクセス数は増えたが、マイナー・キーワードでのアクセスが増えた
〔原因と改善〕
検索キーワードは実に多様である。マイナー・キーワードにも注目すべき。検索エンジンから検索されたマイナー・キーワードが、運営するサイトの内容と関係がなければ、訪問者とのニーズが合っていない。そのため、SEO の効果(目的達成)は見込みが薄い。逆に、関係のあるキーワードは、サイト改善に積極的に取り込むべき。
<例5>トップページからの離脱数は増えたが、目的ページのアクセス数は増えている
〔原因と改善〕
目的ページへの動線が機能していれば基本的に問題はない。ページ数が増えるほどトップページの離脱率は増加しやすい。これは、ページ数が増えることで、訪問者の求める情報が見えづらくなるためである。そのため、トップページの情報整理と動線の再確認が必要。
<例6>トップページからの離脱数が増え、目的ページの離脱数も増えている
〔原因と改善〕
根本的な問題がないか、Web サイト全体を再チェック。ちょっとした使い勝手の悪さが訪問者の離脱を招くこともある。
<例7>トップページからの離脱数は増えたが、各ページへのアクセスは増えている
〔原因と改善〕
各ページを読む訪問者は目的達成率が高い。トップページのナビゲーションが機能しているかをチェックし、目的ページへの誘導を強化する。検索キーワードからもヒントを探す。
<例8>トップページからの離脱数が増え、各ページからの離脱数も増えている
〔原因と改善〕
サイトの構造だけでなく、提供する情報自体が訪問者のニーズに合っていないのではないか。広告などで特別な誘導をしていない限り、トップページの流入数は、他のページに比べ高い。各ページの情報よりも、トップページの見直しが急務である。また、各ページの動線切れにも注意が必要である。
<例9>トップページからの離脱数は増えたが、メジャー・キーワードでのアクセス数は増えている
〔原因と改善〕
SEO 的な問題はないが、キーワード設定に無理がある可能性がある。ビック・キーワードは集客を期待できるが競合も多い。競合が多ければ、上位表示は難しくなってくるため、ニッチな市場を狙い撃つことがポイント。
今回ご紹介した事例を踏まえて、自社の運営されるサイトを改善されてはいかがだろう。まずは実際のアクセス解析データを確認し、「やってみること!」をお勧めしたい。

