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コラム(第27回) アクセス解析ツールを理解する
前回のコラム『アクセス解析の結果を「活用」するために』で、「アクセス解析を導入している企業が抱える課題」について説明した。そこで、今回からはアクセス解析をどう活用していけばよいかといった点に触れてみたい。
まず最初に行うことは、「アクセス解析ツールを理解する」ことである。
アクセス解析ツールは万能ではない
この記事を読まれたあなたは、もしかしたら、はじめてアクセス解析を知った方かもしれないし、すでにアクセス解析に深い関心を持っている、または関わっている方もしれない。
まず、「アクセス解析」と聞いて何をイメージするだろうか? 解析を辞書で調べると、「物事を分析して論理的に明らかにすること。分析」となっている(三省堂『大辞林 第二版』より)。
実際にこの記事を読まれている方々も、アクセス解析を「アクセスログより何かが自動的に導き出される」と思われているのではないだろうか。実は、これは半分正解で、半分は違っている。
アクセス解析は確かに、使い方によっては Web サイトを訪問したログデータより課題を導くことができる。ただ、「自動的に導き出される」わけではない。
「アクセス解析を見れば何でも分かるに違いない」という考えを持たれている方に、よくお目にかかる。しかし、残念ながらアクセス解析ツールは万能ではないのだ。ただし、「万能ではない」ことを理解することが、アクセス解析を有効に活用できる第一歩となる。
アクセス解析ツールで「解析」するには
では、アクセス解析ツールを活用するにはどうすればよいのか。アクセス解析からデータを分析し、課題や改善策を導くための活用には、プラスαの要素が必要となる。では、そのプラスαとは何か。
次のような「仮説・検証」の考え方を取り入れることである。
・自社の Web サイトの目的を認識
・Web サイトを訪れるターゲットを想定
この考え方を取り入れて、Web サイトのデータを元に改善していくことこそが「アクセス解析の活用」であり、「Web サイト成功の鍵」となる。
次回からは、「仮説・検証」を元にした Web サイトのデータの見方について、例を元に説明していく。

